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『酷妃』のモデル [・コラム]

『酷妃』という言葉はこのゲーム用につくった造語で、
本来は悪女、毒婦、奸婦などという言葉が使われるようです。

『酷妃』という言葉を採用したのは、
古代中国史で強烈な個性を放つ
呂后(りょごう)をイメージさせたかったからです。


OMOTE_5.jpg


呂后は漢を興した劉邦の正妻で、
春秋戦国時代より少しあとの時代の人物になります。

実家が地方の有力者だったこともあり、
下っ端役人だった劉邦を皇帝になるまで支えた賢妻ですが、
中国三代悪女に数えられるほど、残酷な嫉妬深い女性でもありました。

皇帝となった劉邦の死後、
彼の寵愛していた妾を罪人に強姦させ、
さらに手足を切断し“人豚”として糞尿のなかに突き落とし見せ物にします。
これを手始めに劉邦の庶子を次々と暗殺し、
自分の一族を登用することで朝廷を支配していくのですが・・・

・・・かなり強烈ですね。

春秋戦国時代にも、密通してできた子供を偽って太子する后や、
寵愛を失うことを恐れるあまり名臣を貶める妃など、
冷酷で力を持った女性がたくさん登場します。

『酷妃』は財力と権力を掌握している、侮れない女性なのです。
展開によっては『暴君』より活躍するキャラカードです。


『暴君』のモデル [・コラム]

『暴君』というと、無能で非道なことばかりをする
ワルモノを想像してしまいがちですが、
じつは欠けた部分はあるものの有能な君主である場合もあるようです。



OMOTE_6.jpg


その代表格が春秋戦国時代を終わらせた
秦の始皇帝・嬴政(えいせい)でしょうか。

嬴政は幼少期に人質として過ごしたこともあり猜疑心が強く、
異常なまでに規律と秩序を重んじ、多くの人を処刑しましたが、
中国を統一する偉業を成し遂げました。

前回にも登場した呉王・夫差や、越王・勾践も
覇者に数えられるほどの君主ですが、
人間的にはかなり欠けた部分のある人物だったようです。

史実ではそういう『暴君』を支える名臣が登場しますが、
残念ながらこのゲームでは家臣も揃ってワルモノばかりです。


そんな家臣については、また後日。




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『傾国』のモデル [・コラム]

テストプレイをしていただいていると、
ゲームタイトルになっている『傾国』について質問をいただく。

これは古代中国史に登場する絶世の美女ことで、
その美しさに溺れた君主が、国を傾けたことが由来となっています。

有名なところだと唐の玄宗皇帝に寵愛された楊貴妃や、
殷王朝滅ぼした妲己でしょうか。




OMOTE_1.jpg

このゲームの『傾国』のモデルとなっているのは
春秋戦国時代の西施(せいし)という美女。

『呉越同舟』という言葉のもとにもなった、いがみ合うふたつの国。
そんな『越』国から西施は、
貢ぎ物として『呉』の王に献上されますが、実はこれが計略。

彼女の魅力に溺れた呉王は、国庫を浪費し、
諌める忠臣を死なせ、国を滅ぼすことになります。

現代的にいえば、魅惑の女スパイというところでしょうか。


王を誘惑し、国を滅ぼしてしまうほどの力を持つ『傾国』の美女ですが、
多くの場合、無惨な最期をむかえることになります。

西施もその例外ではなく、呉が滅びた後、
その魅力を恐れた越王の夫人に殺されてしまいした。






残りのキャラカードの暴君、酷妃、佞臣、愚将、腐儒にも、
それぞれモデルとなる歴史の人物が存在します。

彼らは美貌ではなく、別の方法で“国を傾ける”ワルモノたちですが、
それはまた別の機会に。



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