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説明書を読みやすくする [■ゲーム制作おぼえがき]

40代になると、細かい字が読みにくくなりますよね。
説明書もできるだけ大きな文字でお願いしたい!!!!!!
・・・と、そんな意見をtwitterでもみかけます。

とはいえ、制作者としては、なるべく多くの文字を、
限られたスペースに収めたいところです。

そこで同量の文字数を工夫することで、
少しでも見やすくする方法をまとめてみました。

ブログで紹介することもあり、モニターのサイズや環境によって、
印象が変わる場合もあります。
記事の内容は鵜呑みにせず参考程度にとどめ、自分の感覚で作業してください。


いくつかの段階に分けて紹介してみましょう。



TESTTEXT_1.jpg

左はテキストを同サイズのフォントでレイアウトしたものです。
均一のサイズですがなるべく大きな文字で、
スペース内ギリギリまで使って改行しています。
行間はかなり詰まった状態になりました。

右はテキストのサイズとフォントを、見出しと本文に分けたものです。
本文のサイズは小さくなりましたが、
メリハリをつけることでだいぶ読みやすくなりました。
行間を広げているのでテキストのサイズが小さくても可読性は上がっています。


・文字のサイズは大きければ良いわけではない

・しっかりと行間をとることで読みやすくなる

・見出しと本文でサイズやフォントを変えるとメリハリがつく


それではさらに工夫してみましょう。




TESTTEXT_2.jpg

左は前回のものです。

右は天地左右の余白を広げたものです。
テキストのない空間を確保することで、
ギリギリまでテキストが入っているものより読みやすいですね。

さらに文字詰めを修正しています。
カッコや句点などの字間を詰めることで、十分な行間が確保できない場合でも、
テキストが読みやすくなります。

また、テキスト右側の改行部分を比べると、ぴっしり揃えた文字組みになっています。
これは専門用語で『ハコ組み』というものですが、大量のテキストを読ませる場合に、
整えることで読みやすくする手法です。
もちろん見た目も良くなりますね。


・テキストのまわりに余白を確保する

・文字詰めをして読みやすくする

・ハコ組みにすることで読みやすくなる


使用するソフトや技術力によって、できない場合もあるとは思いますが、
知識として身につけておくだけでも違ってくると思います。




TESTTEXT_3.jpg

左は前回のものです。

右は見出し部分に色を入れたり、地色を加えたものです。
目立たせたい部分に、色が入ることで強調されましたね。

『初心者ルール』の部分のように、他のテキストと差別化させたい場合は、
囲みを作るのもいいでしょう。

見出しの先頭に『■』や『●』を加えることで強調することもできます。

背景や下地に色を入れることを専門用語で『ザブトン』といいます。
重要な部分にはザブトンを使うことで、
文字が白ヌキになり、全体としてメリハリができました。

さらに強調させたい場合は、ビビットな色を文字に加えることで、
ユーザーがチェックしやすくなります。

色弱な方など、色使いによっては、
逆効果になるケースもあるので注意したいですね。


・目立たせたいところに色を使う

・見出しの先頭に『■』や『●』を加える

・ザブトンや白ヌキ文字を使ってメリハリをつける

・強調したい部分にはビビットな色を使う


ここまでの作業を行うと、かなり見やすくなったと思います。
個人的には説明書のレイアウトとして十分なクオリティだと思います。





TESTTEXT_4.jpg

左は前回のものです。

右は・・・どこを変更したでしょう。わかりますか?

実は改行部分の文字を変更しています。

言葉の切れ目、句点の入る位置など、微調整をすることで、
可読性は変わってくるのです。
今回は字間を調整したり、改行をすることでバランスを調整しています。

ここまでやれるとハイレベルな説明書になると思います・・・が、
ページ数が多いものや、テキスト量の多いものだと限界がありますね。
無理のない範囲でやれればと思います。


・改行部分の文字を調整して読みやすくする




TESTTEXT_5.jpg

それでは最初のものと、仕上がりを比べてみましょう。
細かな修正の積み重ねですが、かなり見やすくなったと思います。

ここまでデザインするには、手間と字間がかかるかもしれませんが、
やっただけの価値はあると思います。

ただ文字を大きくすれば読みやすいのではありません。

自分でできる範囲でかまわないので、工夫してみるといいでしょう。



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説明書をつくる [■ゲーム制作おぼえがき]

ゲームマーケットが近づき、新作のルールが公開される時期になってきましたね。

今回はひさびさにボードゲーム制作おぼえがきとして、
説明書について書いておこうと思います。



IMG_9839.jpg

■サイズをきめる

説明書は制作したゲームの化粧箱の中に封入されるものです。
ルールのボリュームによって、ページ数やサイズは変わってきます。
仕様は様々ですがどのサイズで作るのかをまずは決めたいですね。
仕様としては、下記のようなものになります。


・ペラ(1枚の用紙表裏に印刷したもの)

・折り込み(ペラに折り込みを加え、サイズを小さくしたもの)

・冊子(4ページ以上の本になったもの)


まれにカードが説明書になっているものなど、
コンポーネントの一部を利用したケースもありますよね。





IMG_3493.JPG

■台割りをつくる

ざっくりでかまいません。
下記の要素を確認しながら台割りをつくると楽です。

・どのページにどんな内容をレイアウトするのか

・画像や表組みが必要なのか

・全体で何ページになるのか

最初から要素を詰め込みすぎると、
実際に作業した際に収まりきらないケースがあります。
慣れないうちは余裕を持ったレイアウトで進めたいですね。

冊子の場合は、無駄なページができないよう調整しましょう。
見開きの状態で読みやすい構成にできればベストです。





IMG_3491.JPG

■文字原稿をつくる

いきなりレイアウトに文章を書くのではなく、
まずはテキストデータとして文字原稿を用意しています。

いくつか注意しながら進めていますが、
最終的には文字校正でチェックすることになります。
文字原稿の段階でしっかりしたものを用意できると、
修正によるレイアウト変更など、その後の手直しが格段に減ります。

ストレスをためないためにも、しっかりとしたものを用意したいですね。



・用語を統一する
『キャラクターカード』『マインドマーク』『脱出ポイント』など、
ゲーム中で使われているオリジナルの用語や、
『時計まわりに/左隣のプレイヤーに』
『〜枚以上/〜枚あれば』『最大で/最高で』など、
説明文での紛らわしい表記も確認しつつ統一したいですね。


・専門用語を極力減らす
ここはプレイしてもらいたいユーザーの理解度に関わってきますが、
『手番』『ラウンド』『ターン』『フェイズ』『勝利点』『破棄』など、
どこまで説明書で使うか検討しましょう。


・どこまで漢字/英語を使うのか
対象となるプレイヤーの認識度や年齢によっては、
漢字や英語を使いすぎると読めなかったり、分かりにくくなる場合があります。
ルビなどでも対応できると思いますが、
文字原稿の段階でどこまで使うのか決めておきたいですね。


・なるべく簡潔に、できるだけ文字量を減らす
文章が多くなるとそれだけわかりづらく、ページ数が多くなる場合があります。
重複する説明や、語尾がくどくならないように注意したいです。


・流れをつくる
説明書は購入者がルールを把握するだけではなく、
他のプレイヤーにインストする際にも使われます。
ゲームの流れをわかりやすく、
間違えやすい点をチェックしやすい構成になるよう心がけたいです。


・ルール以外の要素
ストーリー、問い合わせ先、制作者クレジット、コピーライト、
Q&A、あとがき、ホームページ&ブログ告知、などなど。
ルール以外にも説明書に加えたい要素がいくつかありますね。
あとになって入る場所がない!!と騒がないようチェックしておきましょう。






IMG_9841.jpg

■画像・表組みをつくる

説明書では長々と文章で書くより、
画像や表組みが入る方が理解しやすい場合も多いですね。

仮レイアウトの段階では、とりあえずダミーを配置すれば十分です。
手間がかかりますが、コンポーネントの画像データを用意しましょう。
必要になりそうな要素をまとめてみます。

・内容物の説明

・初期配置図

・複雑な動作

・表記が紛らわしい部分

・アイコンなど差別化したい部分

・得点計算の仕方

画像が多くなると、どうしてもページ数が増えてしまいますが、
バランスよくレイアウトしたいですね。






IMG_9840.jpg

■説明書のデザイン

いままでに説明書を作ってきた中で、注意した点をまとめておきます。
最終的にはケースバイケースなので、自分にあったデザインで進めれば良いかと。


・テクスチャーは必要か
説明文の地に、画像などのテクスチャーが薄く敷かれている場合があります。
雰囲気はいいものの、文字が読みにくくなることも多いですね。
個人的には説明書は読みやすさを優先したいと考えています。
『幻影探偵団』などでは、天地左右の余白を広めにして、
文字にかからないよう端にテクスチャーをレイアウトしてみました。


・フォントの統一感
説明書ではどの部分にどのフォントを使うか、自分の中で決めておくといいでしょう。
見出し、本文、注意書き、フレーバー要素など、
書体だけではなく、文字のサイズなどもできるだけ統一したいですね。


・色の統一感
こちらもフォント同様です。
また、強調しようとしすぎて色数が増えすぎると
ガチャガチャしたまとまりのない説明書になります。


・色弱対応
色の区別がつきにくい方のために、赤や緑の使い方を注意するケースもあります。
強調色として使ったつもりでも、逆に見にくくなる場合もあるようです。





■説明書の文字サイズ

これがとても悩ましいところです。
文字を大きくすると、それだけ1ページに収まる量が減ります。
とはいえ、小さい文字では読みにくくなってしまいます。
小箱サイズのゲームだと、説明書自体のサイズも小さくなるので、
ページを増やしても限界がありますよね。

そんなわけで、次回は実際に説明書をどのようにレイアウトするのか、
見本を使って説明してみたいと思います。




つづく
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インスト練習ボードゲーム会に参加してきました [■ゲーム制作おぼえがき]

ゲームをする上で、どうしても必要になるのがインスト(ルール説明)です。

既存のゲームはもちろん、自作のゲームも、
どんなゲームなのか、どのようにして遊ぶのか、きちんと説明できるようにしたいですね。

上手にインストするには、どうしても経験を積まねばならず、
いきなり実戦といっても、なかなか難しいものです。


昨日はそんなお悩みを解決するかのような、ステキなイベントに参加してきました。

翔さん主催の『インスト練習ボードゲーム会』です!!



IMG_4870.jpg

もちろん普通のゲーム会のように、参加者が持ち込んだゲームを遊ぶのですが、
今回はインストの仕方に注目し、プレイ終了後に評価します。


IMG_4886.jpg

しかも、きちんとした評価シートが用意されています!!
参加プレイヤーは気になった点をチェックして、インストした方に提出。
次回の参考にしてもらうという仕組みです。


IMG_4859.jpg

主催の翔さんお手製の評価シートはかなりしっかりしています!!
今までのテストプレイでは、こうしたシートをつくったことはなく、
自分でメモ書きすることが多かったのですが、とてもいいですね。



IMG_4888.jpg

IMG_9761.jpg

この日は同人作品の『毒ガス塹壕戰』や『バンディッツ』を遊ばせてもらい、
評価シートに記入しています。

インストのコツとしては、やはりルールをしっかり覚えることでしょうか。
基本中の基本なのでしょうが、自信を持って説明すると情報が伝わりやすいですね。
参加者の皆さん上手な方ばかりで参考になりました。



IMG_9762.jpg

本当はインストがもう少し難しい作品にチャレンジしたかったのですが、
ギリギリの参加表明だったこともあり、
インストの回数をこなしている『木馬と英雄』を用意してみました。



IMG_9760.jpg

そして、もうひとつ。
自作になりますが『迷家 The Lost Village』です。

テストプレイから繰り返しインストしている作品ですが、
どれくらい分かりやすく説明できているか気になっていたので評価していただきました!!


IMG_4901.jpg

この日はありがたいことに、複数回プレイしていただけました。
評価シートの内容も上々で、概ね満足できる内容でした。

ただ、何度もインストを繰り返した結果、
最後のプレイでは、ついルールを説明したつもりになり、
端折り気味になっていたことを指摘されています。

・・・これは今までにも経験がありますね・・・

ゲーム体験会などで、1日に複数回インストする際は気をつけたいと思います。



慣れたゲームでも、説明手順を箇条書きにしたものを検討したいですね。
試しに『迷家 The Lost Village』用のものを書き出してみました。




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■世界観&ストーリー紹介(ざっくり)
 プレイヤーは『人生やり直しツアー』という
 怪しげなバスツアーに参加した30人のひとり
 目的地はネットで幸せになれると噂になっている伝説の『納鳴村』
 だがそこはユートピアではなく、
 トラウマのバケモノ『ナナキ』が棲む村だった!



■どんなゲーム?
 仲間をスカウトしてチームをつくる(4ラウンド)
 共通の敵ナナキと対決してトラウマを乗り越え、
 多くの脱出ポイントを得たプレイヤーの勝利



■初期配置をしながらルール説明(途中で質問などを受け付ける)
 1.初期配布のキャラクターカードを配る(原作アニメの小ネタもはさめるとGOOD!)

 2.マインドカードの紹介(アイテムカード、それぞれの意味も)
 3.マインドカードをめくる(最低1枚、最大3枚配置)
 4キャラクターカードをスカウトする(手番のはじめ)

 5.自分のチームを編成する(場にあるカードを加え)
 6.グレーのキャラカード、アイテムカードについて
 7.ナナキに取り込まれたカードを編成する(マインドマークの裏返り)

 8.ナナキとの対決(プレイヤーは同数、それ以上なら勝利)
 9.脱出ポイントの説明(勝利点、ボーナスポイントなど)
 


■場のカードをリセット(初期配置にもどす)
 マインドカードは表面で振り分けてからシャッフル
 場がダレないように、トークを忘れずに
 プレイヤーにお手伝いしてもらってもいい
 


■ゲーム開始前に
 簡単にルールをおさらい
 ナナキに吸収される時はかならず3枚まで補充
 次ラウンドは、最後に引き取ったプレイヤーから
 ナナキに非公開の初期カード2枚
 エンディングストーリーについて(目標30P)




■ゲーム中に補足するポイント(プレイヤーの理解度に合わせる)
 1.5色全部集めるのではなく、3-4色を目指す
 2.1ラウンド目はマインドカード2枚配置以上で
 3.配置する時は、なるべく色をバラす
 4.最後に残ったプレイヤーは、ナナキ行きのカードを選べる

 5.他のプレイヤーが集めているカードをチェック
 6.他のプレイヤーが欲しがる列をつくって下ろす(ただし良すぎない)
 7.他のプレイヤーが欲しがらない列をつくる(そのあとはジャマ)

 8.他のプレイヤーとの共闘
 9.ボーナスポイントを要チェック


 
■ゲーム後
 ありがとうございましたの挨拶
 感想などをもらう
 調整ルールなど説明



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次回、インストする際に使ってみたいと思います。





IMG_4902.jpg

主催の翔さん、ご一緒した皆さん、大変勉強になりました。
ありがとうございました!!

 
 
 
 
 
 
 
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公式HPを作ってみる [■ゲーム制作おぼえがき]


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ボドゲ制作では、宣伝も重要な要素です。

ゲームカーケット近くであれば公式ブログへの書き込みや、
twitterでの告知など、賑やかになりますね。

ただ、しっかりと情報を残すとなると自前のブログやホームページが必要になります。

ハッピーゲームズも気がつけば、活動開始から4年になります。
無計画で始めたブログも気がつけば更新が重なり、
かなり雑然としたものになってしまいました。

本来ならば、きちんとした方法で、ホームページを用意するべきなんでしょうが、
それほど更新頻度や、掲載する情報もないので、
とりあえず無料のもので制作してみました。


ハッピーゲームズ公式HP



今回使用したのは『WiX』というホームページ制作サイト。
簡単な操作で、テンプレートの中から気に入ったデザインをチョイスしながら、
手軽にデザインができました。

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プログラミングや専門的な知識がなくても作れるので、
いじりながら操作方法さえ覚えれば、短時間で組みあがります。

残念ながら無料で使用する場合は、上下にタグのかたちでWiXの広告が掲載されます。
気になる場合は、月々定額を払うことで、
追加機能や広告解除が行われるプレミアムにするとよいでしょう。

今回初めて試しましたが、面白いですね。
しばらくは無料のまま続けるつもりです。
まだ使っていない機能なんかもあるので、少しずつ更新したいと思います。


ホームページ制作サイト WiX




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既存のゲームをカスタマイズ [■ゲーム制作おぼえがき]

ゲーム会などで参加者の方から、オリジナルのボードゲームを作ってみたいと言われることがあります。
その際に、「どこからはじめたらいいか分からない。コツのようなものはないか」というような質問をされるのですが、正直どう答えていいか分からず「当たって砕けろッ!!」などと無茶なアドバイスをすることも^^。今回は『はじめの一歩』としておすすめな、既存のゲームのカスタマイズについて紹介したいと思います。

いきなりオリジナル作品を作るのは無理でも、プレイして気に入った作品や、ここを改良したらもっと面白くなると感じた作品に出会うことがありますよね。
そういったものを自分なりにカスタマイズすることで、そのボードゲームの作者が、どのようにルールを作り、マニュアルにまとめ、コンポーネントのデザインをしたのかを考えることができます。

では、実際にどのようなかたちでカスタマイズするのか、見てみましょう。



IMG_8955.jpg

『フリートコマンダー』という、宇宙戦艦のミニチュアを使った2人用のボードゲームです。かなり凝ったミニチュアが同梱されており、そのままでも楽しく遊べるのですが、工夫を加えることにより、さらに素晴らしいボードゲームになります。

フリートコマンダーのコンポーネント&ルール




■ミニチュアの塗装

オリジナルのミニチュアは、グレイの素材にそれぞれの陣営のエンブレムがタンポ印刷されていますが、どうしても地味な印象があります。そこでガンプラマーカーを使って、お手軽塗装をすることにしました。筆は使わず、マーカーと綿棒で塗装していますが、それなりに仕上げられます。
マニュアルに載っているイラストとミニュチュアは、微妙に形状に違います。今回はイメージを保ちつつ、オリジナルのカラーリングに仕上げました。
※拡張セットのミニチュアも含まれています。


IMG_8866.JPG

いわゆる帝国軍『覇星アミクリィ』の艦隊。
重厚な装甲の隙間から、エネルギーが溢れる感じに配色しています。最後に鉛筆の芯を使ってウエザリングを行い、つや消しのトップコートを吹き付けています。


IMG_8864.JPG

敵対するエリート企業の集合体『フェーベ同盟』の艦隊。
帝国軍との区別がつきやすいように、船体が発光するようなイメージで塗装。艦首にはさらに発光部分を強調して配色しています。こちらはウエザリングせずに、つや消しのトップコートを吹き付けました。


いかがでしょう。だいぶ見栄えが変わってきますね。もっと手軽にスミイレするだけでも、だいぶ印象が違います。
ボードゲームを制作する場合も、ゲームのテーマや、コンポーネントのデザイン、イラストのクオリティで、遊んだ印象が大きく変わることでしょう。少し敷居が高く感じるかもしれませんがチャレンジしてみてください。




■サマリーをつくる

IMG_8958.jpg

『フリートコマンダー』のマニュアルはフレーバー要素が多く、世界観に入りやすいものの、肝心のルール説明が分かりにくい部分があります。当然マニュアルを読み込めばいいのですが、はじめてプレイする方にインストする場合、それほど複雑ではないのに、説明しづらいですね。
さらに、オリジナルに比べ、日本語版のマニュアルは小さく、文字も潰れ気味なので、どうしても情報を拾いにくいのも難点です。


IMG_8959.jpg

そこで、オリジナルのサマリーを制作してみました。
画像や色は極力使わず、インストするための最低限の情報を、どうにかA4サイズにまとめています。
何度かプレイして、細部を微調整してきたので、だいぶ使いやすいものに仕上がりました。

ボードゲームを作る時も、マニュアル制作はかなり苦労します。既存のゲームのものを読み解き、分かりやすくコンパクトにまとめるのは大変勉強になります。レイアウトや字間行間といったデザインの練習にもなりますね。




■コンポーネントを追加する

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『フリートコマンダー』のコンポーネントは凝っているのですが、収納しにくいです。どうしてもコストがかかってしまうので仕方がないのですが、もう少し工夫が欲しいところです。
そこで、写真右下にある、収納ケースを作ってみました。


IMG_8963.jpg

それぞれの陣営ごとにミニチュアを収納できるようになっています。中には仕切りが付けられており、種類別にまとめることができます。
※現在は拡張セットのものも含まれているため、完全ではありません。


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収納ケースは、仕切りを外すとダイストレイとしても使える仕様になっています。こういった工夫ひとつで、遊びやすさが変わりますね。


IMG_8371.jpg

実はこの収納ケース、市販のチョコレートの箱を採寸して改造したものなんです。イチから台紙を作るのは大変ですが、既存のものをマネて作れば、手軽にしっかりしたものを作れますよ。

最近はレーザーカッターや3Dプリンターを使うボードゲーム制作者もいます。こういった工作もできるとコンポーネントの幅が広がります。



pic2731734.jpg

『フリートコマンダー』は世界観にどっぷり浸りながらブンドド感覚で遊びたいゲームです。
そこで攻撃の方向を示す、ビーム棒を用意してみました。インストの際に説明しやすくなるだけではなく、見た目もかなりハデになります。


IMG_8534.jpg

これは東急ハンズで集光材として販売されているものをサイズに合わせ切断したものですが、BGGで紹介したところ好評でした。



IMG_8965.jpg

宇宙艦のミニチュアを設置する台座はそのまま収納しようとすると、きれいに収まらず、ボードやたのコンポーネントを傷つける可能性があります。そこでスポンジでまとめることにしました。このスポンジも東急ハンズで購入したものですね。




■遊ぶための工夫

IMG_8944.jpg

『フリートコマンダー』は基本ルールに加え、いくつかの上級ルールが追加されます。いきなり上級ルールで遊んでも問題ないのですが、初プレイの場合、どうしても情報を処理しきれません。
そこで、先ほど紹介したサマリーでは、段階的に上級ルールを追加できるように、レイアウトを調整しています。作者が意図した遊び方ではないかもしれませんが、ボードゲーム初心者と遊ぶ時にも対応できるようになっています。

また、『フリートコマンダー』を遊ぶ時は、1対1の対戦ではなく、ペア戦をおすすめしています。
ダイスを使うゲームなので、どうしても運要素も含まれています。真剣勝負を楽しむより、仲間同士わいわい盛り上がりながらプレイする方が、合っていると思います。

盛り上げるという点では、『フリートコマンダー』にマッチするBGMをいくつか用意しています。プレイ中にiPhoneから流すだけですが、かなり盛り上がります。ちなみにおすすめはSFアニメ・映画の劇伴(『宇宙戦艦ヤマト』『超時空要塞マクロス』『スターウォーズ』など)や、クラシック音楽(『惑星』『ボレロ』など)ですね。




pic2670555.jpg

いかがだったでしょう。ちょっとした工夫の繰り返しですが、そのまま遊ぶより、数倍面白くなっていると思います。もちろん手間はかかりますが、気に入ったゲームがあれば、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
そして、オリジナルのボードゲームを作る機会があれば、その時の経験を活かしてください。
 
 
 
 
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『ノンオブラートレビュー』が届いた。 [■ゲーム制作おぼえがき]

昨日は、非公開レビューサービス『ノンオブラートレビュー』に応募し、
先行してBGED(Board game every day)でのレビューが公開したところまでを紹介しました。


『ノンオブラートレビュー』をお願いしてみた。



その数日後、『ノンオブラートレビュー』に加え、『プレイヤーアンケート』をいただきました。

今回はそれぞれが、どんなかたちで書かれているのか紹介したいと思います。






『ノンオブラートレビュー』は主催のお二人が、
遊んだゲームの感想を本音でレビューしてもらえるというサービスです。
それぞれどういった視点でレビューしているのかは、
HPに記載されていたものを抜粋させていただきました。



BGED(Board game every day)
テーマとルールの合致、メカニクス同士の組み合わせを特に重視してゲームを評価する傾向があります。広く閲覧されるという性質上、サイトで掲載する記事はよく言えば読みやすさを優先、悪く言えば当たり障りのない事が多いですが、本サービスにて書くレビューについては本音で分析して書かせていただきます。


サイコロ堂
ゲームを売る側の視点としてレビューをします。そのゲームは果たして初見で来たお客様にオススメ出来るか、買って頂いて今後もボードゲームを遊んで貰えるかどうかも評価基準に入ります。




いただいたテキストは Wordのファイル形式になっていました。

『幻影探偵団』、『幻影探偵団』+拡張ルール込みを、
それぞれ2回プレイしていただいた上での感想になっています。






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ハッピーゲームズさま制作
『幻影探偵団』
ノンオブラートレビュー


計2回プレイ。
BGED管理人、サイコロ堂店主の他に、
サイコロ堂に来店したお客様もあわせて全て4人プレイで行いました。



BGEDレビュー

まず、推理ボードゲームを非常によく研究した作品だなと思いました。特に推理用の用紙がかなり練りこまれており、メモを書かなくても推理ができ、スムーズにゲームが収束するのは気持ちがよく、独特の快感があります。

犯人である髑髏王を見つけるのではなく、周りのプレイヤーを特定していく事によって、どんどん構成員が判明していき、最終的に髑髏王が見つかるというゲーム進行を一枚の用紙で理解できるように組み上げたのは見事だと感じました。

同様の推理ゲームであるクルードを遊んだことがありますが、そちらを遊んだ時は別途紙を用意していろいろ書き込んでいました。こちらではそういった余計をメモを取る必要がなく最後まで混乱せずにゲームを遊ぶことができました。

移動フェイズが無く状況が変わらないのと、基本的に質問とその回答は公開するので全員が暇になる瞬間がなくゲームに参加できるので最後まで楽しく遊べます。真相解明をした瞬間にゲームが終了して回答が始まるというのもいい感じだと思います。

一見複雑そうにみえて、遊んでみると直感的に遊べるシンプルなルール構造なので、ボードゲームをほとんど遊んだことがない人でもスムーズに遊ぶことができているのが印象に残りました。

基本的にすべての情報が公開されていくので、消去法で全プレイヤーがある程度真相にたどり着けて「推理ゲーム」としての難易度は低めですね。どちらかというと「数独」に近い論理パズルに似た楽しさを感じました。

途中、特に情報があまり開示されていないところは尋問の繰り返しで探り探りですので、淡々としている印象があります。偶発的なハプニングというのがプレイヤー間の絡みでしか発生しないので、特にそう感じるのかと思います。後半はその揺り戻しなのか、加速度的にゲームが進んでいきますし、アクションカードもプレイされていきますのでその問題は解消されていきました。

一点、防御カードを使うタイミングが少し分かりづらかったです。例えば尋問を行うとき、尋問カードを実際ボードに置く時か、その前なのか、といった具合に。ここはルールブックを読み返せば明記はされていますが、文章の中で説明されているだけで、意識して読まないと読み飛ばすところとなります。手番で行う一連の動作をまとめたフローチャートは必要だと思いました。また、プレイヤーが行う動作の中で、防御カードを使うかどうか問いかけるタイミングを作る「間」は必要かなと感じました。ゲーム的にそういった間を作るルールが無いのはすこし引っかかります。

コンポーネントとしては、チップの裏面も印刷されてると嬉しかったです。容疑者チップについても、裏面が殺害後になっており、裏返すだけでだれが死んでるのかわかるようになっているといいと思いました。

最初のプレイ感としては数独的な楽しさが面白いと感じますが、何度もやっていると、同じような展開の繰り返しとなり、マンネリを感じやすくなると思いました。やはり、しっかりと自分だけが情報を知った状態で真相解明をしたいなと感じました。

というのも一回のゲームプレイでシークレットカードが出るのが数回なので、結局のところ全員同条件であり、出すのは時計調整の意味合いでしかなくなってきました。やはり真相解明などで先手を取る重要性をルールとして用意している以上、自分だけが優位性になれるよう、秘密裏に情報が取れる手段はある程度ある多くある必要性は感じてしまいました。



サイコロ堂店主レビュー

手にとった時に思ったのは、プロダクトのレベルが非常に高いこと。
「幻影探偵団」の文字レタリング、文章や写真の配置などが「こなれている感」があり、マニュアル・コンポーネントのデザインも商業レベルの出来でした。
チップが両面印刷でないのは残念でしたが、それでも十二分に高いレベルのコンポーネントです。

しかし、狙っているかもしれませんが、パッケージデザインが90年台PSソフトを髣髴とさせる、独特の「ダサさ・野暮ったさ」を感じました。
江戸川乱歩的世界観を押し出している、とも感じられましたが、それでもパッケージなどに使用されている色が多く、見づらいです。

また、パッケージからマニュアル、コンポーネントに至るまで一枚もイラストがないのはこだわりでしょうか。
個人的な意見かもしれませんが、パッケージは写真のコラージュではなく、
イラストを使用すると、またテイストが違ったのではないかと思います。
(個人的には江戸川乱歩的世界と聞くと、文庫の表紙のイラストのイメージが強いです)
また、背表紙の写真が少し浮いて見えます。

プロダクトのレベルは高いのに、全体の雰囲気は同人や、昔のコンシューマーゲームを感じました。

インストが終わり、始まる時に思ったのは、手番で出来ることサマリーがあればいいな、ということ。プレイヤーボードがあり、カードサマリーもついているのであれば、カードサマリーの下に、手番ですることをフローチャートで表したサマリーがあってもよいと感じました。マニュアルP4にあるようなフローチャートがそのままあると良いかと思われます。

ルールが簡単なのでプレイを始めて1〜2ラウンドもあればサマリーがなくても問題なく遊べるのですが、最初は僕を含め、戸惑いながらのスタートでした。

探偵手帳(推理用シート)は、今まで遊んだシートを使用するゲームの中でも秀逸の出来と思います。
これのおかげで初心者や、推理ゲームが苦手な人でも簡単に遊べました。
代わりに、推理しているというよりは、ピクロスなどのパズルを遊んでいる気になるということでしょうか。

テーマ設定もよく練られており、個人的には好きな世界観です。
フレーバーを全て読まないと、対立する幻影探偵団たちや、「影男」が分かり辛いとは思います(特に「真相解明」を誰よりも早く行わないとマイナスポイントになってしまう意味など)。

ゲーム展開としては、誰の手番でも全員拾える情報が出てくるので、ダウンタイムを感じることが少ないのが良い点でした。序盤〜中盤の「とりあえず誰か殴りに行く」的な展開はややダレを感じる時もありますが、推理ゲームではよくある展開かと思います。
集中攻撃をされても問題ない(どのみちすぐに違う人へ攻撃対象が移る)のもよいと思います。
後半は1手番ごとに「真相解明をされてしまうのではないか」というドキドキ感があり、初心者からゲームになれた人まで、しっかりと駆け引きが楽しめました。

ただ、アクションカードの使い所は疑問点が残ります。
全員に情報が公開されてしまうので、自分への利点(自分だけが人より推理が進む)が薄いかな、と感じました。
自分のプレイでは防御以外ほとんど使いませんでした。

また、防御を使おうと宣言する前に尋問を行なわれそうになったり、尋問を宣言してして情報を与えてしまうなど、多少の事故が発生しやすいシステムではあると思います。
この手の事故は1回のプレイにつき2〜3度ほどみかけました。

どんなお客様におすすめできそうか、ですが、
パッケージのテイストの問題で、女性のお客様にはあまり手にとってもらえないかもしれません。
自分であればボードゲーム初購入者が手にとった際にはその旨を伝え、別のゲームを推すかと思われます。
また、ヘビーゲーマーにもオススメはできないと思いました。
いわゆるカジュアルゲーマー層、そこそこ経験があり、何個かゲームを購入した経験がある人にはおすすめできると思いました。

お店側としては、このくらいの重さの、カジュアル層向けの商品が少ないので、ぜひ商品棚におきたいゲームです。


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ハッピーゲームズさま制作
幻影探偵団拡張ルール『猟奇耽異-キュリオシティ・ハンティング-』
ノンオブラートレビュー



計2回プレイ。
BGED管理人、サイコロ堂店主の他に、
サイコロ堂に来店したお客様もあわせて、全て4人プレイで行いました。



BGEDレビュー

拡張をプレイしましたが、正直必要性を感じませんでした。推理ゲームとしてある以上、その行動を制限されるようなルールが多く、そのデメリットを受け入れてまで行動するメリットを感じません。

ある程度アクションカードなどがプレイされるようになりますが、テンポ改善になる一方でゲーム自体に変化が生まれるかと言われればそうでもないかと。

基本ルール経験者、未経験者共に遊んでもらいましたが、どちらともに拡張ルールに関しては基本ルールとの差は無いという評価でした。

どの人物を殺すのかというのはプレイヤーの自由意志であり、また、宝石チップを渡すのに関しても操作するのは難しいというゲームルール上、他のプレイヤーが影響を与えるのは事実上無理であると思います。そういった状況で、それぞれのキャラクターに特殊能力があり、勝利点行動があるということは、極端な話「まだ半分くらいわからないけれど、ここで宝石チップをもらうと点数がなくなるから真相解明する」や、「宝石チップがひたすらほしいからカード使いまくる」といった当初想定して設計したゲームプレイとは違った流れを作りそうであると感じました。

それぞれのプレイヤーが、共通の勝利点取得条件のもと推理する基本ルールと違い、追加の点数条件が追加されると、いわゆる正体隠匿ゲームに近い遊び味を感じました。結果、行動を制限されてしまい、本来の推理ゲームを優先するため追加要素を無視するというような流れの思考となったのは残念でした。



サイコロ堂店主レビュー

基本セットでのプレイ後、拡張もあわせてプレイしましたが、正直なところ、あってもなくてもプレイは大きくは変わりませんでした。
そこまで自分の行動指針に影響しませんでしたし、周りのプレーヤーの動きを推察する要因にもならなかったように感じます。
殺害される団員を選ぶ時、または最後のボーナス時に影響があるくらいでしょうか。

『幻影探偵団』基本セットと拡張ルールが別々の商品として店頭に置いてあると仮定して、お客様に拡張を買うべきか聞かれた時は、拡張はあくまでおまけで、基本セットさえあれば楽しく遊べる、とお伝えすると思います。


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いかがでしょうか。
それぞれの視点で、かなりがっつり書いていただいています。

『幻影探偵団』はいくつかボードゲームを遊んだ方が、
“次”を目指す時に遊んでもらえるよう工夫したゲームなので、
狙いどおりのバランスだと、感じてもらえたようです。

ゲーム会に参加されている方を中心にテストプレイを重ねましたが、
今までに出てこなかった意見や、まったく逆な意見もいくつかありました。

検討材料として、十分活用できる内容だと思います!!










つづいて、『プレイヤーアンケート』を公開いたします。

こちらは『ノンオブラートレビュー』をする際に、同卓した方々の感想をまとめたものになります。

プレイヤーはサイコロ堂に来店したお客さんです。

ノンオブラートレビューとは伝えず、
「こんなゲームを遊んでみるけど、興味ある人一緒に遊びませんか?」
といったかたちで呼びかけ、興味を持った方と遊び、
その後に雑談の様なかたちで引き出した意見をまとめているそうです。


今回いただいたテキストは エクセルによる表組になっていました。

『幻影探偵団』、『幻影探偵団』+拡張ルール込みを、
それぞれ2回プレイしていただいた際の感想になっています。
(アンケートでは、プレイヤーによって遊んだ回数が違います)

ブログではそのまま掲載できないので、JPG画像に変換しました。
ちょっと見づらいですが、画像をクリックし拡大してご覧下さい。



幻影探偵団:基本のみ

KIHON.jpg


幻影探偵団:拡張込み

KAKUCHO.jpg



それぞれのプレイヤーの志向や、プレイしたゲームをもう一度遊びたいか&購入したいかなど、
かなり踏み込んだ部分の感想も書かれています。
さらに備考、考察まで盛り込まれており、どのような方々に遊ばれ、楽しんでいただけたのかが、
しっかりと伝わるかたちになっているので、大変参考になりました。

表がかなり横長になってるので、閲覧やプリントアウトしずらいのが難点ですが、
問い合わせをしたところ、今後改善したいとのことでした。



主催のサイコロ堂様、BGEDの管理人様、
そしてプレイに参加していただいた皆さん、ありがとうございました!!
今回いただいたレビューは、今後のゲーム制作の参考にさせていただきます!!!! 








さて、『ノンオブラートレビュー』いかがだったでしょう。

2回に渡り、がっつりキッチリ公開しちゃいましたが、
基本的には非公開で行われるレビューサービスになります。

完成前のゲームでも対応可能とのことですが、
個人的には、ゲームがある程度のレベルまで完成した段階でお願いするサービスだと感じました。

作者の手を離れた状況で、これだけしっかりレビューをしていただける機会はなかなかありません。
『幻影探偵団』はすでに完成したゲームですが、
テストプレイの段階で、ここまで指摘してもらえれば、かなり参考になったと思います。

また、再版を検討されている制作者なら、どこに改良の余地があるか、
検討してみるのもいいでしょう。

とはいえ、予算の関係などで、実現できない場合もありますが・・・^^


ゲムマなどで完売し、改良を加えた上で再版したい方にはベストな企画だと思います。

気になる方は、ぜひチャレンジしてみてください!!





NOLR.jpg

遊んだ人の本音が聞けるボードゲームテストプレイ・レビューサービス
「ノンオブラートレビュー」
 
 
 

沖縄に行く機会はなかなか作れませんが、
今回テストプレイの会場にもなったサイコロ堂様には、一度お邪魔してみたいですね。
プレイスペースでは、色々なボードゲームが遊ばれているようです。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください!!

アナログゲームショップ サイコロ堂



 
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『ノンオブラートレビュー』をお願いしてみた。 [■ゲーム制作おぼえがき]

300タイトル以上のボードゲームのレビューを公開している『Board game every day』様と、
沖縄県那覇市の非電源ゲームショップ&プレイスペース『サイコロ堂』様が主催する、
非公開レビューサービス『ノンオブラートレビュー』に応募してみました。



NOLR.jpg



遊んだ人の本音が聞けるボードゲームテストプレイ・レビューサービス
「ノンオブラートレビュー」





ショップ店主が「お客様にオススメ出来るかどうか」、
レビューブログ運営者が「テーマ、コンポーネント、ルールを総合的な視点」で、
実際に遊び、本音をレビューしてもらえる画期的なサービスですが、
どれくらい「ノンオブラート」なのか、ぶっちゃけ気になるところです^^。

サービスの詳細については、リンク先の概要で確認できますが、
「ゲームは原則返送」「送料負担は片道分だけ」
「最低2回プレイ」「主催2人以外の方のレビューも有り」など、
かなり気合いの入ったものになっています。

今回は許諾をいただけたので、
どのようにレビューをお願いしたかを公開したいと思います。




応募方法は『ノンオブラートレビュー依頼』というかたちで、
主催のサイコロ堂様にメール連絡します。

今回お願いした『幻影探偵団』では、拡張ルール込みで下記のようなものになりました。






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ゲームタイトル:幻影探偵団&拡張ルール

デザイナー:福島 了

サークル:ハッピーゲームズ

プレイ時間(分):60分

プレイ人数(○人~○人):3-4人

年齢:12歳以上

ゲーム概要:
・プレイヤーは秘密の探偵団となり、制限時間内に12人の容疑者の中から、
 犯人・髑髏王と、他の探偵団のメンバーを割り出す推理ゲームです。
・紛れ込んだ変装の達人・影男に翻弄されないよう注意しながら、 
 真相解明を宣言してください!
・それぞれのプレイヤーが得た正体ポイント、宝石ポイント、ボーナスポイントを合算して、
 一番ポイントの多かったプレイヤーの勝利です。
・拡張ルールでは、容疑者に特種能力を持たせ、さらに複雑な推理を楽しめます。

どう遊んで欲しいか:
・4人プレイで基本のみ、拡張ルールを加え、それぞれプレイしてもらいたいです。
・ゲームのルールには直接関係ありませんが、ストーリー、それぞれの設定、
 称号、マルチエンディングなどもご用意しています。
・江戸川乱歩などの大正・昭和初期の探偵小説をモチーフにしています。
 推理小説好きな方がいれば、主人公になった気分で楽しんでください。
・誤指示、語記入をしてしまうと、ゲームが壊れてしまう可能性があります。
 初めて遊ぶ場合はゆっくり確認しながらプレイしてください。


返送希望:返送希望

レビュー記事希望:レビュー希望



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「どう遊んで欲しいか」という項目では、
『幻影探偵団』のマニュアルにも記載している注意点を中心に、いくつか書きましました。

『Board game every day』様でのレビューもお願いしています。


いくつか不明な点があったので質問し、回答をいただいています。



Q.開封済みのものを送っても問題ないでしょうか。
A.はい、まったく問題ありません。

Q.いただいたレビューを、こちらのブログで紹介したり、公開することは可能でしょうか。
A.はい、こちらも問題ありません。

Q.いつ頃レビューをいただけるでしょうか(だいたいの日数でかまいません)。
A.申し込みゲーム数にもよるのですが、最も遅い状態で、
こちらにゲームが届いてから10日以内にはレビューをお送りできる見込です。

Q.『一つのタイトルにつき、原則二回までのレビューを受け付けます』とありますが、
いただいたレビューで気になる点があれば(ルールの間違えなど)、
再レビューいただけるということでしょうか。
A.ルール間違いでのご指摘であれば、二回の回数に含めず再レビューさせていただきます。







レビューはゲーム到着後、10日以内とありましたが、
タイミング良くプレイしていただいたようで、師走の時期にも関わらず、
先行して『Board game every day』様のレビューが早速公開されました。




BGED.jpg


髑髏王の正体を追いかける江戸川乱歩な世界が魅力の推理ゲーム「幻影探偵団」レビューと感想

おすすめ度、ルール難易度、運要素、知略・思考要素を5段階評価。
通常のゲームレビューに加え、通販状況、類似作品、BGGの情報まで網羅されています!

レビューは、コンポーネントのデザインから、実際にプレイした時の印象、
類似ゲームとの比較など、十分なボリュームです。

レビューが上がる機会の少ない同人系のゲームにはありがたいですね。
『ノンオブラートレビュー』を依頼する場合は、
あわせてお願いしたいサービスだと思います。






さて、『Board game every day』でのレビューから数日後、
今度は『ノンオブラートレビュー』をいただくことになりますが、
いったいどのような反応が返ってくるのでしょう。


この先も一気に公開したいところですが、
だいぶ文面が長くなるので、今回はこの辺で・・・^^





つづく
 
 
 

『ノンオブラートレビュー』が届いた。



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ボドゲ動画の撮影方法 [■ゲーム制作おぼえがき]

複雑なルールを分かりやすく解説したインスト動画、
わいわい楽しく遊んでいるプレイ動画など、
最近は新作ボードゲームの告知に動画が使われることが多くなりましたね。

ゲームマーケット2015秋に先立ち『幻影探偵団』の動画と、
『2015秋新作ゲーム体験会』でいくつかの新作ゲームの動画を撮影しました。

今回は備忘録として、ボドゲ動画の撮影方法をまとめてみます。



■カメラ&周辺機器

IMG_8743.jpg

これがうちの撮影機材です。

ビデオカメラはSONYハンディカムです。
かなり古いかたちのものですが、性能がよく十分現役として活躍しています。
SONYのビデオカメラは暗所に強く、照明が暗くても、比較的に安定した動画が取れます。
照明機材を持ち込まずに済むので重宝しています。

上部のモコモコは外部マイクです。
普段はボランティアでイベント動画の撮影をすることが多く、
風きりカバー付の指向性ステレオマイクを取り付けています。
周辺の環境音が気になる場合は、こうしたマイクを使うとかなり改善されます。

下部はミニ三脚ですが、折り畳むとグリップになります。
テーブルに設置して撮影できますが、あまり高さが出ないので、
ボードなどを撮る時には、土台が必要になりますね。
グリップは手持ち撮影では必須です。
アングルを変えた撮影をする際も重宝します。


最近はiPhoneやiPadの性能も上がり、かなり高解像度な動画も撮影できるようなので、
専用のカメラ機材がない場合はチャレンジしてもいいかもしれません。
どうしてもズーム機能に限界があるとは思いますが、一度やってみたいですね。




■三脚

IMG_8793.jpg

ボドゲ動画を撮影する場合は、三脚があると便利です。
小型のものでもいいのですが、角度をつけた俯瞰からの撮影や、
全体図を抑えるなら、三脚を使い、ブレのない安定した動画にしたいですね。

三脚はほんとピンキリで、剛性のあるしっかりしたものをおすすめします。
うちもいただきものや、フリマで購入した安物なのですが、
撮影中にしなったり、ミシミシ音がするものもあるので、購入の際はご注意を!




■編集ソフト

FCP.jpg

以前はiMovieを使っていましたが、あまりにもストレスが溜まるので、
数年前からファイナルカットプロを使用しています。

撮影した動画を切り詰めたり、色調補正、音量調整など、
きちんとした動画を作りたい場合は、なにかしらの編集ソフトが欲しいですね。

まだ試したことはありませんが、iTuneにも編集アプリがあるので、
iPhoneだけで編集までやることも可能のようです。
一昔前にと比べたら、動画も手軽になりましたね。




■撮影で気をつけている点

撮影の段階で、なるべく編集の手間を減らせるようにしています。
気をつけている点を箇条書きにしてまとめました。


・事前に機材の動作を確認する。
・なるべく静かな環境、時間に撮る。
・撮影の段取りをざっくりでかまわないので決めておく。
・環境音が入らないように、空調やPCなどの電源をOFFにする。
・照明をチェックし、どのように影が出るか確認する。
・編集できない場合は、一発で撮れるように繰り返し練習する。
・説明は滑舌よく、聞き取りやすく
・「え〜っと」「はい」など口癖はなるべく少なく
・緊張する場合は、お酒をちょっとだけ飲んでみる(笑)


最後のは半分冗談ですが、音声を同時に収録する場合、
どうしても緊張して棒読みになりがちですよね。
試しにお酒を飲みながら撮影したところ、リラックスできたので残しておきます。
ただし、飲み過ぎると・・・酔っぱらって顔出しできなくなるのでご注意を(経験者談

そうそう、可能であれば顔出しの動画おすすめです!!
画面にメリハリが出るし、安心感があります。
何度か撮影をお願いしていると「顔に自信がないので・・・」と言われることがありましたが、
あまりルックスは関係ないと思うので、ぜひチャレンジしてもらいたいですね。





■他の方の撮影機材

先日、蒲田で『ボードゲーム撮影会』があり、
他の方がどのような機材で撮影しているのか、拝見する機会がありました。


IMG_8740.jpg

こちらは、数多くのレビュー動画を公開しているhal_99さんの機材です。

ミラーレスのデジイチに高めのアングルを狙えるミニ三脚を装備。
インタビューやレビューもこちらで撮影しているとのことでした。

デジイチで動画撮影する場合、ビデオカメラと比べ表現力がありますが、
扱いづらい部分があるので、試していませんでした。
hal_99さんさんが公開されている動画を参考に、チャレンジしてみたいですね。

TGGチャンネル






IMG_8729.jpg

こちらはボドゲ動画配信会を主催している風船さんの機材・・・の一部です^^

2015年秋の配信会では、2台のビデオカメラを使いながらネット配信。
同時に収録した動画をyoutubeに公開するというハイレベルな活動をされていましたが、
なるほどスゲェ機材です。


IMG_8736.JPG

正面のビデオカメラには、ミニ三脚『ゴリラ』を使用されていました。
ウネウネした脚を持っているので、不整地では活躍するが、
平地での使用では水平が出しにくいという難点があるとのこと。



IMG_8733.jpg

ビデオカメラの切り替えや、制御はなんとiPadで!!!!
もうね、素人ぢゃありませんよ・・・マジで^^



IMG_8745.jpg

フル装備でこのようなかたちになります。
撮影しながら2台のミニ液晶TVでリアルタイムで動画を確認できます。


IMG_8744.jpg

配信会では使用されませんでしたが、黒板を使用したグリーンバック合成も可能とのこと。

自力で動画撮影ができない場合は、動画配信会に参加してみてはいかがでしょう。
これだけの機材を揃えるには、ウン十万(ひょっとしたらその上!?)かかります。

格安の参加費でしっかりとしたサポートが受けられます。


ボードゲームむ~び~




始めるまではハードルが高いと思われがちな動画撮影ですが、
知識を増やせば楽しい作業になりますよ。

最初は時間がかかると思いますが、ぜひチャレンジしてみてください!!
 
 
 
 
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CMYKの色調で表示する方法 [■ゲーム制作おぼえがき]

今回は、RGBモードで作業をしながら、
印刷で使われるCMYKの色調で表示する方法について紹介します。

これは普段仕事で使っている、Photoshopの画面表示方法です。
慣れておくと色関係のトラブルが減るのでおすすめです。


今回は発色の関係もあり『幻影探偵団』ではなく、
『傾国-KEIKOKU-』で使用したイラストを使って説明したいと思います。





image1.jpg

基本的に画像はRGBモードで作業しています。
というのも、印刷用に使用されるCMYKモードでは、不具合が出る場合があるからです。

■一部のフィルタが使えない
■レイヤーを重ねた合成をする際、オーバーレイなどの効果が変化してしまう
■印刷濃度が狭量を超えてしまうことがある

などなど、CMYKでは、画像合成や、
イラストを描く際に使われるテクニックの多くが、使用できなくなります。



image2.jpg

ところが、RGBモードで作っても、イメージどおりの色に印刷できない!!
そんなケースを耳にすることがあります。



これにはいくつか原因がありますが、根本的な問題があるのです。

■CMYKモードでは、RGBモードの広い色域や、鮮やかな発色を再現できない

RGBモードで制作したものは、印刷入稿する際、CMYKに変換します。
CMYKは、以前にも説明しましたが、4色のインクを使用して印刷するための画像モードです。
そのため、使用できる色に限界があるのです。

上のイラストは同じイラストのRGB版と、CMYK版です。
鮮やかなグリーンの発色が再現できず、くすんでますね。

RGBモードの彩度が高い部分は、
このようにCMYKモードでは再現されず、近い色に変換されてしまうのです。




image3.jpg

上の画像は発色の良いシアンの部分だけを補正したものです。

時間に余裕があり、ある程度Photoshopを使いこなせるのなら、
『調整レイヤー』を使い、色相彩度を補正することも可能です。
とはいえ、それでもRGBの表現を完全に再現するのは難しいでしょうね。




そこで、折衷案として、今回紹介する画像表示方法になるわけです。

やり方は簡単です!!
Photoshopの上部のバーを見てみましょう。


image4.jpg

[表示]→[色の校正]をチェックするだけです!


これでRGBモードで画像合成などの作業をしながら、
印刷で使われるCMYKの色調で表示されています。



image5.jpg

画像の左上部分に(RGB/8/CMYK)と表示されているはずです。


いかがでしょう。

実際の印刷の色調を確認しながら作業すれば、イメージに近いものができるはずです。
ぜひ一度、お試しください。


 
 

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喧嘩読みサービスについて [■ゲーム制作おぼえがき]

昨日公開した『幻影探偵団』マニュアルは、
ガーデンゲームズ様で行われている『喧嘩読み』という無料の校正サービスをお願いしました。



PONCHI1.jpg

バイオレンスな名称ゆえに、こんなイメージを持っている方も多いのでしょうか。

Twitterを見ても、 依頼をを躊躇される方も多いようですが、
プロの現場でも通用する、しっかりとした校正でした^^。



PONCHI2.jpg

例えるなら、しっかりものの嫁さんに、
間違った道に進まないよう諭されている感じでしょうか。

※イラストはイメージです。ハッピーゲームズRYOの家庭環境とは一切関係ありません。







今回、ガーデンゲームズ様からの承諾をいただいたので、
実際に喧嘩読みをしていただいた原稿をご覧ください。


GEN1015-1.jpg


GEN1015-2.jpg


GEN1015-3.jpg


GEN1015-4.jpg


GEN1015-5.jpg


GEN1015-6.jpg



基本的に、修正を加えるかどうかは、自己判断になります。
いただいた赤字(修正内容)を自分なりに吟味して、調整したものが公開したマニュアルです。


いかがでしょうか。
自分なりにまとめたつもりでしたが、細々としたミスが目立ちますね。
ページ数があるものは、用語などの整合性も重要になるので、
第三者の視点でチェックしてもらうことは大切です。





■自分なりに校正をして、完成した(と思える)マニュアルを見てもらう

■事前に予定を確認して、余裕をもったスケジュールでお願いする

■校正漏れが発生する場合も当然あります。最終的には自己責任で入稿しましょう


喧嘩読みをお願いする際は、上記の点にご注意ください。
何事もギリギリにならないように進行したいものです。



気になる方は、ぜひ一度、ガーデンゲームズHPにお問い合わせください。



ガーデンゲームズHP

 


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