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タイトルがなかなか決まらないの […制作ノート]

制作した作品を認知してもらう上で、重要なのがタイトル名ですね。
まずはじめに、タイトル名を決める時にチェックしていることをいくつか。


・タイトルから作品の内容をイメージできるか

・同名の作品や、間違えやすい作品はないか

・覚えやすいか

・twitterなどで検索しやすいか

・スマフォなどでタイトルを打ちやすいか



まず、ゲームのイメージと、タイトルがリンクしないと、
それぞれがひとり歩きしてしまい、なかなか認知度が上がらないものです。
ただ、似たようなタイトルがある場合、どうしても二番煎じに思われたり、
混同されてしますので、できれば避けたいところ。

また、英語タイトルにありがちなのですが、使い慣れない単語や、
なが〜〜〜〜〜〜いタイトル名だと、覚えてもらえないことも。

そうした場合、せっかく面白いと思ってもらえても、
後日Twitterなどで検索しようと思っても、
なかなかヒットしないこともしばしば。

プレイした方が情報を発信しようとした時も同様です。
スマフォからプレイ画像や感想を書こうとしても、
タイトル名が分かりにくかったり、
間違えやすいと投稿する機会が減ることになります。

タイトル名の選定については、
いつか『制作おぼえがき』でも取り上げてみたいですね。



『グラギャモン』はどんな感じで決めたのか。

上記のことを考えながらアイデア出しをしているので、
ハッピーゲームズの作品名は、ほとんど迷うことなく決定しています。

ただ、『グラギャモン』はいくつかの出来事があり、
二転三転することになりました。



IMG_6075.jpg

『グラギャモン』は、初期は『GraGammo(グラギャモ)』を仮タイトルとしていました。

初期のテストプレイ用のゲーム盤には、
『GraGammo』という表記があります。
画像だと見にくいですが、小さく『グラギャモ』というカタカナも添えてあります。

『Graffiti(らくがき)』と『Backgammon(バックギャモン)』を
ミックスした仮タイトルですが、
最終的に『グラギャモン』になるまで、基本のコンセプトは踏襲していますね。


海外のグラフィティアートをイメージさせたかったのですが、
どうにも『グラフィティ』という単語が曲者でして。。。。

同じ単語でも『グラフティー』『グラフィティー』など表記は様々。
『グラフィック』などの別の単語とも間違えやすい。
しかも、タイプミスしやすいという、タイトルに使いたくない要素満載なんです。

『バックギャモン』という単語は伝統ゲームということもあり、
検索にヒットしやすい単語なので、そのまま使うにはよろしくない。

そこで、ふたつの単語を組み合わせた造語として『グラギャモ』としました。

『ン』を省いたほうが、語感が面白いと思ったのと、
バックギャモンのイメージから少し離したかったから。


もちろんTwitterなどに情報を上げる前に、
類似の作品がないかチェックしています。




IMG_1262.jpg

検索性は良かったものの、もうひとつピンとくるものがなかったため、
英語フォントを組み合わせたもので、
長いこと仮タイトルとして、テストプレイを続けています。

布製ゲーム盤も初校までは『グラギャモ』のまま。



とはいえ、さすがに決めなければならない時がやってきます。



ca651049sat.jpg

ゲームマーケットのカタログ原稿の入稿です^^。
やはりここは正式タイトルで表記したいところ!!!!



それと同時期に制作していたパッケージデザインでは、
タイトルロゴを含めた検討が進められています。



IMG_1374.jpg

最初期のパッケージでも、英語をメインに『グラギャモ』の表記ですね。

この画像をTwitterで公開したところ、
BGGなど、海外に日本のボードゲームの情報を紹介しているジョン・パワーさんから、
思わぬ反応がありました。
いただいた内容をまとめるとこんな感じです。


・『Gammon』は海外では『ブタ肉』を意味する単語

・英語圏の人間にとって『GraGammo』という単語は大変発音しづらい

・ボードゲームに見えないので、バックギャモンであることを大きく表示したほうがいい

・ダイスのイラストをもっとセンターに寄せれば、ボードゲームとして認識しやすい


もちろん英語でのやりとりだったので、
機械翻訳と英語のできる制作者の方にサポートしていただいています^^



IMG_1379.jpg

パッケージ上部のアーチには、バックギャモンの表記は一応あったのですが、
飾り程度に考えており、視認性は考慮していませんでした。

それにしても、『Gammon=ブタ肉』というのは驚きでしたね。
日本ではバックギャモンプレイヤーのことを
『ギャモナー』と表記することもあります。

バックギャモンの亜種も、『ナックギャモン』『フェアリーギャモン』という名称ですから。

レイアウト的に厳しいですが、タイトルを二段組みにせず、
『Graffitigammon』とすれば問題なかったか気になるところです。



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ジョンさんと何度かのやり取りをして、デザイン変更したものです。
まだ『グラギャモ』のままですね。



ウィンドウのキャプチャ 1.jpg

当時のtwitterを確認すると、タイトル名で悩んでいたことが伺えます。

『グラギャモ』
『グラギャモン』
『グラモン』
『グラフィティ・ギャモン』
『グラフィティ・バックギャモン』

『グラモン』は『ポケモン』っぽくってアリかと思いましたが、
検索してみるとタイトーから発売された『ラクガキ王国』シリーズに、
類似するものが見つかりました。




IMG_1467.jpg

結局のところバックギャモンのイメージを
残したほうが良いと判断し、
『グラギャモン』を正式タイトルにしています。

最初は違和感がありましたが、今ではすっかり馴染みましたね^^。
 
個人的にも気に入っています。


 

長々と続けてきた制作ノートですが、次回で一旦終わりです。

『グラギャモン』を作ってみた感想などを綴っていようと思います。

 
 
あとちょっとだけお付き合いください。



つづく 
 
 
 
  
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